不織布の厚み・密度・硬さ(剛性)を調整する方法を整理します。
- 厚み(嵩高さ)の調整方法
主な調整ポイント
- 目付(g/m²)
→ 原料投入量を増減して厚く/薄く調整 - 積層枚数
→ ウェブを重ねて厚み増加 - 熱圧縮条件
→ 温度・圧力・ニップ幅を強くすると薄く密になる

- 密度(繊維の詰まり具合)の調整
密度は「繊維配向+圧縮度合い+結合の強さ」で決まります。
調整方法
- プレス圧の調整
→ 圧力を高めると高密度化 - 熱処理温度の変更(熱接着タイプ)
→ バインダー繊維の溶融量で密度が変わる - 繊維の太さ変更
- 太い繊維 → 低密度・高通気
- 細い繊維 → 高密度・緻密

- 硬さ(剛性・風合い)の調整
製法別の硬さ調整
① サーマルボンド(熱接着)
- 温度 ↑ → 硬くなる
- バインダー比率 ↑ → 硬くなる
② ケミカルボンド(樹脂接着)
- バインダー濃度 ↑ → 硬くなる
- 含浸量 ↑ → 硬くなる
③ ニードルパンチ
- パンチ回数 ↑ → 緻密化・硬化
- 針深さ ↑ → 強度UP・やや硬化
