不織布・綿ブログ

BLOG

2026.01.15

不織布のOEMメーカーの選び方

その他

■ 不織布のOEMメーカーの選び方(チェックポイント)

① 製造方式・設備の適合性

不織布といっても、製造方式により得意分野が大きく異なります。
以下がメーカーの主な方式です:

  • スパンボンド
  • メルトブローン
  • ニードルパンチ
  • スパンレース(ウォータージェット)
  • エアレイド
  • ケミカルボンド
  • サーマルボンド
  • 樹脂綿加工
  • ふとん用、手芸用ソフト綿
  • 吹き込みクッション

▶ 自社の製品仕様に合う工法を持っているかが第一条件です。
ヒクマでは

  • ニードルパンチ
  • サーマルボンド
  • 樹脂綿加工
  • ふとん用、手芸用ソフト綿
  • 吹き込みクッション

の製造・加工を行っています。

② 品質管理レベル(QC体制)

OEMでは品質基準の共有が最重要ポイントです。

  • 品質管理体制(ISO9001取得など)
  • 物性試験設備の保有(引張強度、目付、通気度、厚み測定など)
  • ロット間のバラつき管理
  • トレーサビリティ(原料ロットの追跡)

▶ ヒクマでは

明海グループISO9001:2015の認証取得

引張強度試験、目付、厚み測定

また、不織布はロールごとに差が出やすいため、実際に「過去の検査成績書」をご覧いただくこともあります。

③ 対応できる製品仕様の幅

OEMでは細かいカスタム要求に柔軟に対応できるメーカーが強いです。

  • 目付(g/㎡)の調整幅
  • 強度・反発力などのカスタム
  • 混綿・複合構造・多層化の対応
  • 難燃・抗菌・消臭・撥水など機能加工の有無
  • 特殊サイズ(広幅・狭幅)の対応

▶ 試作前の打ち合わせにて詳細、ご要望をお教えください。

④ MOQ(最小ロット)とコスト

OEMの場合、ロットと単価の条件が事業に直結します。

  • 最小ロット(1ロール〜、1,000㎡〜など)
  • 試作費・金型費(新製品の場合)
  • 材料代の変動(原料PPやPETは変動しやすい)

▶ 製品化までの費用面でもご相談ください。

⑤ 量産能力・安定供給

供給の安定性はOEMメーカー選びで最重要。

  • 日産量・月産量
  • 突発的な増産対応可否
  • サプライチェーンの安定性
  • 原料調達ルート(海外依存か国内調達か)
  • 設備の稼働率やライン数

▶ ヒクマでは複数の工場と複数の生産ラインで対応させていただきます。

⑥ 試作スピード・技術者のレベル

OEMの成功は双方のコミュニケーションで決まります。

  • ニーズを理解できるか
  • 改良提案や代替素材の提案力があるか
  • 試作リードタイム(短いほど開発が進めやすい)

▶ 営業、購買担当はもちろん開発担当者、生産現場との充分な打ち合わせを心掛けています。

⑦ 企業の信頼性・業界実績

実績のあるメーカーは、トラブル対応や品質安定が強いです。

  • OEM実績のある業界(寝具、フィルター、産業資材、衛生材など)
  • 創業年数・工場規模
  • 海外輸出実績
  • 過去の不具合対応の姿勢

▶ OEMは長期取引になるため、成功実績だけでなく、多くの失敗経験も隠さずお話させていただきます。

■ 実際に問い合わせるときのポイント

問い合わせ時に次を伝えるとスムーズです:

  1. 用途(何に使う不織布か)
  2. 求める特性(通気性・強度・反発・密度・柔らかさ等)
  3. 目付(g/㎡)・厚み・幅
  4. 必要ロット
  5. 納期希望
  6. 試作品の要/不要

▶ 仕様書があると有難いですが、無くても大まかに希望を伝えればOKです。

サービス紹介

「こんなものつくれますか?」不織布・綿(わた)に関することなら、なんでもご相談ください。

ページの先頭へ