不織布・綿ブログ

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2026.05.19

リサイクル繊維

その他

リサイクル繊維とは

一度使われた資源をもう一度繊維として再利用したものです。
主に次のようなものがあります。

  1. マテリアルリサイクル

回収した製品を粉砕・洗浄・溶融して、再び繊維化する方法。

例として

  • 使用済みPETボトル → 再生ポリエステル繊維
  • 繊維くず・端材 → フェルト、不織布
  • 廃漁網 → 再生ナイロン

特徴は

  • 比較的低コスト
  • CO₂排出が少ない
  • 品質がやや低下しやすい

 

  1. ケミカルリサイクル(化学再生)

廃材を化学的に分解して原料レベルまで戻し、再び繊維化する方法。

例として

  • 廃ポリエステル → モノマー化 → 再生PET
  • 廃ナイロン → カプロラクタム化 → 再生ナイロン

特徴は

  • 新品に近い品質に戻せる
  • 高品質用途向き
  • コストが高い

 

主なリサイクル繊維の種類

再生ポリエステル(rPET)

最も普及しているリサイクル繊維。
PETボトルや衣料廃材から作られます。

特徴は

  • 軽い
  • 強い
  • 安定供給しやすい
  • 不織布、衣料、クッション材に多い

になります。

 

再生ナイロン

漁網、カーペット、産業廃材などから再生。

特徴

  • 高強度
  • 耐摩耗性が高い
  • 工業用途向き
  • コストは高め

自動車材、工業フィルター、アパレル向けに使用されます。
近年は廃漁網由来の再生ナイロンも増えています。

 

再生セルロース系繊維

木材パルプ、古紙、コットン廃材などを再生して作る繊維。

例:

  • 再生レーヨン
  • 再生リヨセル

特徴

  • 吸水性が高い
  • 肌触りが良い
  • 生分解性があるものも多い

衛材・ワイプ・化粧用途向き。

 

反毛(はんもう)繊維

古着や繊維くずをほぐして綿状に戻した再生繊維。

特徴

  • 低コスト
  • 風合いが柔らかい
  • 強度は低め

用途:

  • フェルト
  • 吸音材
  • 断熱材
  • クッション材

不織布で使いやすい理由は

  • 短繊維でも使える
  • 端材を戻しやすい
  • 混綿しやすい
  • コストを抑えやすい

そのため、リサイクル繊維は特に以下で多く使われます。

  • 吸音材
  • 自動車内装材
  • 建材
  • フィルター
  • クッション材
  • フェルト
  • エコバッグ

 

メリットは

  • 廃棄物削減
  • 石油使用量削減
  • CO₂削減
  • SDGs対応
  • 環境配慮製品として訴求しやすい

 

課題として

  • 品質ばらつき
  • 異物混入
  • 強度低下
  • 色ブレ
  • 安定供給の難しさ
  • バージン材より高くなる場合もある

特に不織布では、
強度・熱収縮・成形安定性の管理が重要でかつ難しくなります。

環境への取り組み

 

 

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