不織布・綿ブログ

企画から商品化まで(不織布製品)

ヒクマではホームページまたは電話などを通じて多くの問い合わせをいただきます。

1)新製品を開発したい

2)今ある既存製品を改良したい、付加価値を加えたい

3)新たしい原料を開発、手配したので製品化を考えている

4)製品コストを抑えたい

5)購入していた業者から製品が入らなくなりそうだ

6)環境にやさしい、安全な商品を開発したい

など、様々です。

先ずはメールなどで情報交換をして現状製品などがあればお送りいただき

ヒクマにて調査します。ヒクマでの一般製品または過去のサンプルなどから

類似品を探し、お客様にご覧いただくことも可能です。

その後

・直接またはWEB会議を行い、お客様とのコミュニケーションから

希望スケジュールやコスト面、秘密厳守事項などの

ご要望を理解し、試作の有無、試作費用などの打ち合わせを行います

その後、試作を繰り返しながらご要望に近づけた製品つくりを心掛けます。

(初めてのお客様の立ち合い試作は原則、ご遠慮いただいています、ご理解ください)

お問い合わせ

 

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危険防止(不織布製造工程)

不織布製造機械は技術の進歩や安全装置、各安全カバー設置など

外見的には安全度はかなり高くなっています。

しかしながら、機械内では刃のついた装置の高速回転

複数のギア、チェーンの回転など

多くの危険が隠れています。

標識での危険防止や各所に配置した非常停止ボタンはもちろん

ヒクマでは4S.4M活動を通じて会社総出で労働災害0の継続に努めています。

4S

製造業において、労働災害を防止するための基本的な原則として4Sがあります。4Sとは、整理・整頓・清掃・清潔の4つの要素から成り立っています。

整理

整理とは、必要なものと不要なものを分別し、不要・不急なものを取り除くことを指します。製造業の工場などで作業スペースが整理されていない場合、探し物が中々見つからず危険を予知できない環境となり安全な作業が難しくなるため、整理は重要です。

整頓

整頓とは、作業に必要なものをあらかじめ決めた場所に置き、いつでも使える状態にすることを意味します。製造業では整頓を行うことで、工具・在庫・材料を探す無駄を無くすことができ、作業効率を大幅に向上させられます。

清掃

清掃とは、作業スペースの清掃を繰り返し行い、整理・整頓を習慣化させることを指します。製造現場の工場で清掃が行われていない場合、転倒や転落などの労働災害のリスクが高まります。

清潔

清潔とは、整理・整頓・清掃が継続的に行われた状態を維持することを指します。清潔な状態を維持することで、作業者の健康を守り、製品の品質も保たれます。

4Sの目的や活動によって得られる効果を知りたい方は、現場改善ラボの次の記事を参考にしてみてください。

4M

4Mとは、Man(人)、Machine(機械)、Material(材料)、Method(方法)という生産に欠かせない4つの要素である頭文字を取ったものです。4Mは労働災害の発生のリスクに大きく関係します。

Man(人)

Manとは、実際に現場で作業する人を指します。労働者の疲労や安全に関しての知識不足は、労働災害の大きな原因となります。例として、特定の作業に対する適切な研修を受けていない作業者は誤った作業をするリスクがあります。労働者の健康状態や心理的ストレスも災害のリスクを増大させるため、適切な休憩時間の取得や健康チェック、心のケアの取り組みが求められます。

Machine(機械)

機械の不具合や不適切な操作は、労働災害の直接的な原因となることがあります。古い機械や保守が適切に行われていない機械は、突然の故障や異常動作を起こす可能性があります。機械のメンテナンス、緊急停止装置の確認は定期的な実施が必要です。

Material(材料)

使用する材料には、有毒なものや発火性のものが含まれることがあります。取り扱いを誤ると、火災や化学的な被害を引き起こす可能性があるため、材料の安全データシート(SDS)の確認や適切な保管が必要です。また、材料の取り扱い方法の教育やトレーニングを行うことでリスクを低減させられます。

Method(方法)

正しい作業手順や安全対策が確立されていない場合、労働災害のリスクが高まります。作業手順が明確でないと作業者が不適切な方法で作業を行ったり、安全装置を誤って操作したりするリスクがあります。作業手順書の作成や定期的な安全教育を徹底することで災害を未然に防ぐことが可能です。

 

安全管理(不織布製造工程)

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不織布生産見本・試作サンプル

不織布生産時には弊社技術標準書に基づき行います。

技術標準書とは、製造工程での作業を標準化するための重要なツールの一つです。これは、現場の作業者が作業内容を統一的かつ安全に進行するためのルール、基準を設ける文書です。企業が製品の品質を管理し、一貫した品質を保証するためには、この技術標準書が極めて重要となります。標準書の作成時には、作業者が仕事を正確かつ効率的に行えるよう、綿の配合率、各工程機械の数値、時間、標準化された作業内容と注意事項などの詳細を具体的に記載します。これにより、作業の状況を把握しやすくなり、事例やデータに基づく改善が可能になります。

 

しかし、季節の気温変化や湿度などの自然条件や

数値では表せない機械内の変化などによって製品の風合いや感触が微妙に変化することがあります。

ヒクマでは生産した製品サンプルを一定期間保存し常に以前の製品との比較を行います。

主な製品実績

 

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羽毛布団・羊毛布団配達

4月から入社される従業員さん向けに得意先寮に布団セットの配達です。

 

羽毛掛布団とはアヒル(ダック)やガチョウ(グース)など、水鳥の羽を中綿素材に使用している。その魅力は大きく分けて保温性・軽さ・ドレープ性の3つです。品質がよいものであれば、ふんわりとボリュームがあり、体のラインに沿うようにフィットするので、寒い冬でも熱を逃さず快適な眠りにつけますよ。また、軽いため血流や寝返りの妨げになりにくいでしょう。

羊毛掛布団とはその名の通りヒツジの毛から作られたお布団です。他の繊維から作られたお布団と比べ、吸湿性や発散性にも優れているので、いつもさらさらとした肌触りが特徴のお布団です。羊毛が外の湿度に合わせて吸湿と発散を繰り返すため、お布団がじめっとすることがありません。

ポリエステル掛布団とは繊維一本一本に空気孔をもち、ふんわり軽く心地よい暖かさがあり、高い放湿性、ドライで爽やかさが特徴です。

ヒクマのサービス

 

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サーマルボンド不織布の厚み

サーマルボンド不織布とは、熱融着繊維を使用し、カーディングし積層したウェブに熱を与えることで、ウェブ内の繊維を融着して結合する不織布製造法です。

熱を加えたウエブを冷却することにより厚みを固定します。

不織布の製造技術

 

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不織布配送

ヒクマでは自社トラックを4台保有しています。

遠方または個口の場合は配送業者さんにお願いしますが

東海圏内を中心にヒクマの運転手さんが配送しています。

配送頻度、梱包材、梱包方法、ロット、積み下ろし場所等もご相談ください。

ヒクマのサービス

 

 

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吸音材不織布試作

今回は壁に貼るタイプと国定場所に置くタイプの吸音材

そして床に敷くタイプの吸音材の試作を行います。

吸音材は

空気を伝わる音のエネルギーを熱エネルギーに変えて音を減衰させ、吸音を果たします。
これは、振動している空気が吸音材にあいている無数の小さな穴を通過すると摩擦が起こることを利用しています。
また吸音材を使うと、小さな穴にぶつかることで音が乱反射し、音が弱まる効果もあります。

まずは吸音したい音の高さを把握し、吸音したい音の周波数と、繊維の太さ・密度・厚さなどの条件を打ち合わせさせていただき、適切な吸音材になるように試作を行います。

そして中材になる不織布と表皮、またはその他素材と組み合わせることにより効果を高めていきます。

企画から商品化まで

 

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不織布との張り合わせ加工

ヒクマでは製造する不織布に他の不織布または生地、その他の表皮を合わせる

加工をワンラインで行います。

(熱による張り合わせ)

不織布にラミネート加工をすることで、防水性や防湿性、防音、吸音効果など

単層不織布では難しい機能を付与します。

加工方法は不織布をEVAなどを合わせる熱加工と

ニードル加工による張り合わせ等があります。

(ニードル加工)

(張り合わせ試験)

不織布の製造技術

 

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吹き込みクッション試作

吹き込みクッションの試作をしています。

今回はシリコン綿、シリコン粒綿での試作です。

綿量は依頼先様との打ち合わせご最終調整いたします。

 

企画から商品化まで

 

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固綿の厚みと密度

 

固綿の厚みと密度は

繊維ウェブ(カーディング工程にて複数のロールを通過し、シート状の繊維)

の積層具合とその後の熱圧縮により決定します。

厚みは10mm~100mm

密度は10kg/m3~40kg/m3の範囲を多く製造しています。

また製造した製品を重ねて再加工することにより

厚み200mm以上 密度80kg/m3等の製品に仕上げています。

主な製品実績

 

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