オフィス家具向けに色付ニードル固綿の試作を行っています。
白綿と黒綿の混綿比率を確認しながら
グレー綿の濃さを調整します。
また、白綿と茶綿を配合し、ベージュ系の色だしも行います。
指定綿の場合は原綿の染めから色だし、製品作りと順をおって行うことになります。
期間とご予算に応じたスケジューリングと試作プランを作成しています。
オフィス家具向けに色付ニードル固綿の試作を行っています。
白綿と黒綿の混綿比率を確認しながら
グレー綿の濃さを調整します。
また、白綿と茶綿を配合し、ベージュ系の色だしも行います。
指定綿の場合は原綿の染めから色だし、製品作りと順をおって行うことになります。
期間とご予算に応じたスケジューリングと試作プランを作成しています。
ヒクマでは寝具、インテリアなどで使用されるクッション中材を製作します。
通常『クッション』と言えば背中に当てたり・脇に抱えるポリステル綿(わた)を使用した物になります。
初めに中袋を製作します。
基本的にはどんな生地でも大丈夫ですが、通常は綿(めん)素材やポリエステル素材、TC(ポリエステルとコットンの混紡生地)が多く使われています。
形は四角型、丸型、ボルスター(円柱型)、四角柱型などがあり
大きなクッションの場合は中に仕切り(部屋)を作り綿の移動を制御します。
次に綿入れ工程にはいります。通常使用する綿は素材ポリエステルのシリコン綿・レギュラーポリエステル綿、シリコン粒綿などです。
シリコン綿と呼んでいる物は高品質タイプ(ウォッシャブル・高反発)を指している場合が多いです。近年レギュラータイプよりもシリコン系の綿を使用することが増えています。
粒綿は綿を粒のように丸めてより高い反発を実現します。
綿入れは専用の吹込み機で空気と一緒にポリエステル綿(わた)を側地に吹き込んでいく工程になります。
最後に口閉じを行い
重さ、寸法、外観などを検査を行い完成です。
新しい熱ロール設備(カレンダー)を導入しました。
機械新設による期待される点は
加工精度
・温度のバラツキが無く安定
・ロール間の距離の精度が高い
・圧力の調整が容易、かつ安定している
➔不織布の厚みと硬さが均一となり精度が高い
生産性
・ロールの温度上昇が早く、従来品より早く要求温度に到達できる
➔温度上昇までの予熱時間短縮が図れる
省エネ、省コスト
・電源性能向上
・圧力安定化でロール送り時間短縮
➔電力消費量は低減見込み
などがあります。
1)綿を直接縫製したい
2)綿とウレタンフォームまたは木材などと接着をしたいがボンドが繊維の中に入っていしまう
3)綿をボルトなどで固定したいが巻き付いてしまう。
等の改善を要求されることがあります。
スパンボンドのような不織布を接着するなどの対応もありますが
ヒクマでは片面に密度の高くし気密性を考慮した同じ素材の薄い不織布を同時生産し上記の課題解決に近づけています。
2層とも同じポリエステルで構成されているのでリサイクルの面でも仕分けなどの作業は必要ありません。
ヒクマは1954年(昭和29年)10月にふとん小売業の丸仁綿店として愛知県宝飯郡御津町(現在の豊川市)にて創業しました。
1978年(昭和53年)5月製綿卸部を独立し資本金250万円にてヒクマ株式会社を設立し
不織布製造業として、仕入れ先様、得意先様、従業員の皆さんやご指導いただいた同業者さん、地元の友人仲間や金融関係者の皆さんなど、多くの方にに支えられて現在営業させていただいています。
たくさんのお祝いもいただき、心より感謝いたし、今まで以上に精進してまいります。
今後とも変わらぬご指導、鞭撻のほど宜しくお願いいたします。
樹脂綿とは、アクリル樹脂を繊維の中に含ませた後、熱処理して繊維に絡ませる製造方法です。
繊維と繊維の接着性も高く、生地からの綿抜けなどを防止します。
キルティング加工し表生地、裏地の中材に使われアパレル衣料品や
ベッド、寝装品などに使われています。
また、ウレタンフォームなどと併用しソファーなどの家具関係や袋小物・バックなの雑貨品にも使用されることも多くあります。
(その他の用途:フィルター中材、土木・建築資材など)
樹脂綿製造に使用可能な機能綿としては、吸汗性・防ダニ・抗菌(制菌)・防臭(消臭)・
ウォッシャブル・遠赤外線放射・難燃性・嵩高・羽毛タッチなど。
ヒクマでは各種の検針機、検反機を用い、異物なども混入を防ぐことはもちろん
品質の安定に努めています。
形状カットでの納入についてもご相談ください。
ヒクマでは枕の中材を製造をしています。
家庭用の寝具枕はウォッシャブルタイプの綿の吹き込みタイプ
粒綿を利用した高クッションタイプ
円柱タイプの抱き枕タイプなどがあります。
吹き込みだけでなく、立体成型での形作りも可能です。
家庭用以外では電車などのシートタイプやアウトドア用簡易まくら
その他電車用枕のカバーのご相談にも対応させていただきます。
抗菌や防臭、防ダニタイプ、吸汗速乾タイプ、羽毛ライクの繊維を使用した
タイプの製造も可能です。
春日井にある有限会社丹羽グランドさんで
いろいろな色や厚み、目付違いの不織布で印刷試験をしていただきました。
シルクスクリーン印刷 | 名古屋・春日井のシルク印刷会社 | 丹羽グランド (niwa-grand.co.jp)