豊川市穂ノ原3丁目22-9にあるヒクマ豊川工場。
1980年に稼働を開始して45年になります。
樹脂綿製造
(最大幅 3200mm 主に目付60g/㎡~300g/㎡)と
硬綿(サーマル)製造
(最大幅 2200mm 主に目付100g/㎡~1500g/㎡)
*多目付の製造は明海工場、岡崎工場にて製造しています
(検針機)
を中心に綿裁断も行っています。
豊川市穂ノ原3丁目22-9にあるヒクマ豊川工場。
1980年に稼働を開始して45年になります。
樹脂綿製造
(最大幅 3200mm 主に目付60g/㎡~300g/㎡)と
硬綿(サーマル)製造
(最大幅 2200mm 主に目付100g/㎡~1500g/㎡)
*多目付の製造は明海工場、岡崎工場にて製造しています
(検針機)
を中心に綿裁断も行っています。
ヒクマで製造する自動車内装材や電車シートクッションは下記の試験などをクリアする製品を提供しています。
自動車内装材
FMVSS No.302燃焼性試験
目的
自動車などの内装材において、火が触れた際に燃え広がりやすい素材を使用してると大きな事故に繋がるため、燃え広がりやすさを調べるために行う試験です。産業資材の自動車や航空機の内装材に用いられる材料を対象として、水平状態における燃焼速度を測定します。
電車シートクッション、内装材
鉄道車両用材料燃焼試験
目的
鉄道車両分野では、火災発生時の乗客・乗員の安全性確保という観点から、車両に使用する材料に一定の防火性能が要求されます。
試験方法
燃焼試験(鉄道車両用非金属材料)方法はB5判の供試材(182mm×257mm)を45°傾斜に保持し、燃料容器の底の中心が、供試材の下面(燃焼面)中心の垂直下方25.4mm(1インチ)のところにくるように、コルクのような熱伝導率の低い材質の台にのせ、純エチルアルコール0.5ccを入れて着火し、燃料が燃え尽きるまで放置する。
燃焼判定は、アルコールの燃焼中と燃焼後とに分けて、燃焼中は供試材への着火、着炎、発煙状態、炎の状態等を観察し、燃焼後は、残炎、残じん、炭化、変形状態を調査する。
供試体の試験前処理は、吸湿性の材料の場合、所定寸法に仕上げたものを通気性のある室内で直射日光を避け床面から1m以上離し、5日以上経過させる。試験室内の条件は
温度:15℃~30℃
湿度:60%~75%
で空気の流動はない状態とする。
また寝具などでには
A-1法(45°ミクロバーナ法) A-2法(45°メッケルバーナ法)A-4法(垂直法)等の燃焼基準は必要となり、
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使用綿に難燃ポリエステルや難燃アクリル綿などを使用する場合もあります。
その他、敷物にはC法(燃焼速度試験)
衣料品や薄手衣料製品やマスクなどには
C法(燃焼速度試験) E法(酸素指数法試験)が必要とされています。
多種多様な不織布をつくりだす針 のことです。
針の長さ、爪の形状にも多くの種類があります。
ヒクマではそのニードル(フェルト)針と短繊維を使い、ニードルパンチ不織布を製造しています。
手順は、繊維を機械に通して幅を広げ薄い状態にし、一定方向に繊維の向きを整えてから、ウェブを形成します。
そのウェブ繊維を広げた状態のもの対して特殊な形状をしたニードル針で上下に繰り返し突き刺すことで繊維同士を絡め合わせることで製造を行います。
不織布とは「織らない布」のことで、糸や繊維を縦横に組み合あせる織物とは違い、繊維間に小さなスキマを無数に有する構造で、通気性や保温性に優れます。
用途として手芸やカーペット、カーシート、フロアマット、土木資材 車輌天井材、フィルター等、多く活用されています。
今年も恒例の4月から入社される従業員さん向けに得意先寮に布団セットの配達です。
1)羽毛掛布団
羽毛掛布団とはアヒル(ダック)やガチョウ(グース)など、水鳥の羽を中綿素材に使用している。その魅力は大きく分けて保温性・軽さ・ドレープ性の3つです。品質がよいものであれば、ふんわりとボリュームがあり、体のラインに沿うようにフィットするので、寒い冬でも熱を逃さず快適な眠りにつけますよ。また、軽いため血流や寝返りの妨げになりにくいでしょう。
2)羊毛掛布団
羊毛掛布団とはその名の通りヒツジの毛から作られたお布団です。他の繊維から作られたお布団と比べ、吸湿性や発散性にも優れているので、いつもさらさらとした肌触りが特徴のお布団です。羊毛が外の湿度に合わせて吸湿と発散を繰り返すため、お布団がじめっとすることがありません。
3)ポリエステル掛布団
ポリエステル掛布団とは繊維一本一本に空気孔をもち、ふんわり軽く心地よい暖かさがあり、高い放湿性、ドライで爽やかさが特徴です。
ヒクマでは樹脂綿を製造しています。
樹脂綿とは繊維に樹脂を含ませてから熱加工した不織布です。
ポリエステル繊維にアクリル樹脂を含ませることにより
繊維と繊維の接着性も高くなり、生地からの綿抜けなどを防止します。
ソファーなどでは衝撃緩和材として表面に使うことで、ふんわり感と暖かさ、ソフトな風合いが増すことから、多く使用されています。
また、パッチワークなど中生地に向いています。、
そして、キルティング加工されたソファのカバーや表面生地の中に含まれている薄い綿も樹脂綿であることが多いです。
ウォッシャブル・遠赤外線放射・難燃性・嵩高・羽毛タッチなどの綿の使用も可能です。