難燃試験

難燃試験

ヒクマで製造する自動車内装材や電車シートクッションは下記の試験などをクリアする製品を提供しています。

自動車内装材

FMVSS No.302燃焼性試験

目的

自動車などの内装材において、火が触れた際に燃え広がりやすい素材を使用してると大きな事故に繋がるため、燃え広がりやすさを調べるために行う試験です。産業資材の自動車や航空機の内装材に用いられる材料を対象として、水平状態における燃焼速度を測定します。

電車シートクッション、内装材

鉄道車両用材料燃焼試験

目的

鉄道車両分野では、火災発生時の乗客・乗員の安全性確保という観点から、車両に使用する材料に一定の防火性能が要求されます。

試験方法

燃焼試験(鉄道車両用非金属材料)方法はB5判の供試材(182mm×257mm)を45°傾斜に保持し、燃料容器の底の中心が、供試材の下面(燃焼面)中心の垂直下方25.4mm(1インチ)のところにくるように、コルクのような熱伝導率の低い材質の台にのせ、純エチルアルコール0.5ccを入れて着火し、燃料が燃え尽きるまで放置する。
燃焼判定は、アルコールの燃焼中と燃焼後とに分けて、燃焼中は供試材への着火、着炎、発煙状態、炎の状態等を観察し、燃焼後は、残炎、残じん、炭化、変形状態を調査する。
供試体の試験前処理は、吸湿性の材料の場合、所定寸法に仕上げたものを通気性のある室内で直射日光を避け床面から1m以上離し、5日以上経過させる。試験室内の条件は
温度:15℃~30℃
湿度:60%~75%
で空気の流動はない状態とする。

また寝具などでには

A-1法(45°ミクロバーナ法) A-2法(45°メッケルバーナ法)A-4法(垂直法)等の燃焼基準は必要となり、

使用綿に難燃ポリエステルや難燃アクリル綿などを使用する場合もあります。

その他、敷物にはC法(燃焼速度試験)

衣料品や薄手衣料製品やマスクなどには

C法(燃焼速度試験) E法(酸素指数法試験)が必要とされています。

企画から商品化まで

 

 

 

 

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