不織布・綿ブログ

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2026.06.24

自動車などのウレタン発泡成形で使われるバネ受け用不織布

その他

自動車などのウレタン発泡成形で使われる「バネ受け用不織布」は、シートやクッション内部に入るスプリング(Sバネ・ポケットコイル・ワイヤーなど)を支えたり、ウレタンとの干渉を防いだりするための工業用不織布です。

イメージとしては、「金属バネ」と「発泡ウレタン」の間に入る保護・補強シートです。

 

主な役割としては

① バネ当たり防止

金属バネが直接ウレタンに接触すると、

  • ウレタンが削れる
  • 破れやすくなる
  • 異音が出る

といった問題が起きます。

不織布を介在させることで、荷重を分散し、耐久性を上げることができます。

② 発泡時の受け材

ウレタン発泡時は液状原料が膨らみながら硬化します。

その際に

  • バネ位置を保持
  • 発泡圧によるズレ防止
  • 形状安定

のなどの役割をしています。

特にインサート発泡では重要です。

③ クッション性能調整

不織布の厚み・硬さで、

  • 初期タッチ
  • 底付き感
  • 乗り心地

を微調整が可能になります。

 

使用される不織布材料は

  • ポリエステル不織布
  • PP(ポリプロピレン)不織布
  • ニードルパンチ不織布
  • サーマルボンド不織布

などです。

近年は、
リサイクルPET繊維を使った不織布も増えています。

また、自動車用途なので、

  • 耐熱性
  • 耐加水分解
  • 低VOC
  • 難燃性
  • 圧縮耐久性

などが求められます。

 

求められる性能としては特に

  • 発泡時に破れない
  • バネ形状が浮き出ない
  • 長期へたり防止
  • 軽量化
  • リサイクル性

が重要になります。

自動車・車両内装材

 

 

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