軽量化、通気性に優れ、環境面でも循環型社会に対応した
多穴硬綿成形体。特許3636310
6部屋吹き込みクッションの試作です。
今回は粒綿使用のため、粒綿製作からスタートし
1)生地の裁断・縫製
2)綿吹き込み機による綿入れ(形状により手入れの場合もあり)
3)仕上げ、検査、梱包となります。
不織布・綿をロール状で納入する場合に中央部に紙管を置き
それに合わせて巻いていきます。
紙管(しかん:Paper Tube)とは、紙製の管や筒のことです。紙には、紙管原紙(ボール紙)や上質紙などが用いられます。
紙管の巻き方には2種類あります。スパイラル巻きと平巻きです。スパイラル巻きは、スベスベした金属の筒の表面に帯状の紙を斜めに巻いていく方法です。平巻きとは、紙を円筒状に巻いていく方法です。
不織布製品の重さ、長さやお客様での次の工程により
芯の太さ、長さ、材質、強度などを決定します。
紙管の強度は、紙管の厚みや紙の材質、巻き方によって異なります。紙管の厚さが厚い方が、もちろん強度があります。また、特別に強度を出すために用いられる紙もあります。
樹脂綿ロール
企画の段階から是非ご相談ください。
生地袋に吹き込み綿を入れるクッション綿には
シリコンタイプ、粒綿タイプ、抗菌綿タイプ、羽毛タイプなどがあります。
用途に応じて防ダニ機能、吸汗機能、難燃機能の綿も混綿します。
金型を使った成型品にも同様の綿を混綿も可能です。
厚手のクッション熱成形品は用途に応じて
形状、硬さ、綿質、密度を変化させます。
薄手の熱成形品は深さ、形状にあった綿配合が重要です。
(形状の深いもの、密度の高いものは成形を協力先さんにお願いしています)
生地、スパンボンド、スパンレース、ウレタンフォームなどに綿を接着する方法として
ボンドなどの接着剤使った接着、熱接着(EVA、ポリアミド、熱融着繊維など)
ニードル針による接着またはキルティングマシーンや超音波融着機などを利用した方法や縫製加工があります。