積層されたウェブは
①ニードル工程
②熱処理工程
③ニードル工程し、その後熱処理工程
と用途に応じて製造を行います。
乾式短繊維不織布の製造方法には
接着剤により結合するケミカルボンド法
熱による接着のサーマルボンド法
高圧水流を用いたスパンレース法
特殊針により結合させるニードルパンチ法などがあり
ヒクマはアクリル樹脂で接着させる樹脂綿(ケミカルボンド法)や
硬綿(サーマルボンド法)、ニードルパンチ綿(ニードルパンチ法)などを
製造する、繊維メーカーになります。
不織布はウェブの製造方法から湿式不織布と乾式不織布に大別される。
湿式不織布はパルプまたは短繊維を使用した化学繊維紙と直接紡糸して
製造される湿式紡糸不織布に分類される。
乾式不織布はステープル繊維またはパルプを使用した乾式短繊維不織布と
直接紡糸して製造する溶融紡糸不織布に分類される。
厚め(嵩高い)の綿は鉄尺などを用い測定します。
ヒクマは1mm~120mmぐらいまでの製品ををワンラインで製造できる不織布メーカーです。
【不織布の定義】
【繊維を摩擦、接着または融着することにより製造された方向性のあるまたはランダムに
配向した繊維からなるシート、ウェブなどである】
ニードルパンチ不織布製造工程の管理の中で厚み測定はとても重要になります。
レイヤーからの積層具合とニードルパンチの針種類、本数、パンチ密度の連携で
中央部、側部に厚みの差が少ない不織布を製造します。